
どうもこんにちは!!フリーカメラマンのぺるちです!!
ライブ撮影って難しそう・・・
暗い撮影ってだけでハードルが・・・

そんなあなたのために今回は
『ライブ撮影』
について書いていきます!!
この記事を見ればライブ撮影について理解することができ、どのように写真を撮影すればよいのかできます。
ライブ撮影は本当に楽しいので、一度見てみましょう!!
ライブ撮影とは
まずライブ撮影とは何なのかということですよね。
ライブ撮影は芸術的演出を撮影することです。
主に音楽ライブを取り上げることが多いですが、他にもモデルショーや演劇、寄席の撮影もライブ撮影に当たります。
観客と演者の熱意を写真にして届けるとても楽しい撮影になっています。

ライブ撮影におすすめの機材
次にライブ撮影におすすめの機材を紹介していきます。
ライブは主に暗所で行われるため、照明が明るいとはいえ、スマホや性能の低いカメラでの撮影がとても難しいです。
基本的にアーティストと観客との距離が離れているために標準のカメラだと撮影しても分かりにくいという点もあるのでおすすめの機材を紹介していきます。
プロ機だともちろん良い写真を楽に撮影することができるのですが今回は初心者に向けて紹介していこうと思います。
ミラーレス一眼カメラ:sony a6400
まずおすすめするのが私が使用しているa6400という機材です。
センサーサイズがAPSCと少し心元足りないように感じる人もいますが、心配要らないです。
高感度性能がしっかりとしているのでapsc機とは言えどもしっかりと撮影することができます。
何と言っても私も過去にこのカメラを利用してライブ撮影の仕事をしていました!それが1番の安全材料になるかなと思います!

カメラ性能全く分からないくらいには撮影できるよ!
sony a6400におすすめのレンズ:sony E PZ 18-105mm F4 G OSS
そんなa6400におすすめのレンズがsony E PZ 18-105mm F4 G OSSです。
このレンズはいわゆるズームレンズとは言われるもので18mmから105mmまで自由に扱うことができます。さらにF4通しで焦点距離を変えてもF値が変わらないという大変おすすめなレンズになっています!!
さらにはパワーズームが搭載されており、手ブレを少なく映像を撮影することができたり、スローシャッターの表現が簡単にできたりします。
a6400には手ブレ機能がついていないので、レンズに手ブレ機能がついていてとても良いレンズになっています。
少しデメリットとしてF4と少し暗めなものになっていますが、実際に仕事で利用することも出来ているので安心してもらって大丈夫です!
ライブ撮影のポイント

ライブ撮影って難しいんじゃないの・・・
どんなことを頭に入れたらいいのか知りたい・・・
という方に対してこれからポイントをまとめていきます!
このポイントを押さえることで良いライブ写真を撮影するのに近づくことができ、良い瞬間と思い出を残すことができるようになります!
他にも必ず押さえないといけないポイントもあるのでしっかりと見ていきましょう。
観客の邪魔にならないようにする
まず1番最初に押さえるべきポイントは観客の邪魔にならないことです。
カメラマンの仕事として撮影しているとしてもメインはアーティストでそのメインを見ている観客がいるわけです。良い写真を収めなければ・・・収めなければと必死になっていると観客の邪魔になってしまうこともあります。
会場によってはシャッター音が鳴り響く可能性もあるのでサイレントモードも検討しましょう。ただサイレントモードだとフリッカーが発生することがあり、作品の質が下がってしまうこともあるので 事前に確認しておきましょう。
撮影をするなかでアーティストに夢中になっている観客の邪魔にならない行動をして、服装も目立たないようにしましょう。

僕は撮影時真っ黒の服装で行くよ!
色の反射とか他にも理由はあるけど・・・

撮りたいものではなく撮られたいものを撮る
次に押さえるべきポイントは撮りたいものではなく撮られたいものを撮るです。
先ほどもお伝えしましたが、主役は私たちカメラマンではなく演者であるアーティスト、人です。
SNSやwebメディアに投稿する際も基本アーティスト側が発信することになるので、アーティストが見せたくなるような写真、つまり撮られたいものを撮影しなければなりません。
ライブ撮影は楽しくも、厳しく、アーティストに喜んでもらうためのものです。自分が楽しむことも大切ですが、このことを心に留めておきましょう。

臨機応変に対応
次に押さえるべきポイントは当たり前なのですが臨機応変に対応することです。
人がリアルタイムに行動しているので、予期せぬ事態、予期せぬ瞬間に立ち会うことが多くあります。
そんな状況でも焦ることなく丁寧に対応しましょう。
撮影時もそうですが、撮影以外の時間も臨機応変に対応しなければならない状況もあるので心して挑みましょう。
待つではなく撮りに行く
次に待つのではなく撮りに行きましょう。
撮影タイミングは待つと考えている人が多いです。
しかし常に変わりゆくライブ撮影では待っていても良いシーンを撮影することはできないので自分から撮りに行きましょう。
撮影するのはあなたです。

照明を画角に入れてカメラにしか見えない世界を撮影
次に照明を画角に入れてカメラにしか見えない世界を撮影していきましょう。
カメラマンとして呼ばれると他の人を差をつけないと継続して撮影することができないです。
どんなことで差を付けるかというと光の扱い方です。これはライブ撮影以外でも言えることです。
シャッタースピードをどのように設定するのか、露出をどのくらいを基準にして撮影するのかあらかじめ考えておくとあなたにしか撮ることのできない写真を撮影することができます!
ぶっつけ本番ではなく、自分の中にある世界を写真として表現しましょう!

ISO 値を基本固定
次にISO 値を基本固定にしましょう。
ISO値をオートで撮影するのもいいですが、イメージの固定や現像時に困ってしまうことがあります。変わりゆく照明でISOがオートでないと厳しいこともああるかもしれませんが、対応できるように頑張っていきましょう。
撮って出しのJPGでの提出をする際はISOをオートにして確実に良いものを撮影するという場合もあるかと思います。RAW現像をするのか、撮って出しのJPGなのか撮影前に決めておきましょう。
ISO値を高めても大丈夫
次にISO値を高くしても大丈夫という話をします。
基本ISOは低めで設定したほうがノイズが少なく、シャープに撮影することができます。ただ、ライブ撮影では基本雰囲気を撮影することが多いです。なので思いっきり現像で加工するくらいであればISO値を高めに設定しておいた方が画質が良く見える場合もあります。
RAW現像でしっかりと加工を施したい場合はISO値をギリギリに下げて、あまり加工することなく、撮って出しでする場合は機種によりますが、ISO限度3200-6400と少し高めのオートで撮影するのもOKだと思います。
キメのポイントをあらかじめ確認
次にキメのポイントをあらかじめ確認しておきましょう。
コピーバンドであればセットリストをあらかじめ貰って曲を聴き込む。オリジナルバンドであればライブ前にバンドさんにキメのポイントを確認しておきましょう。
本番一回勝負で撮影しているように見えますが、あらかじめ確認をしておいて撮影しているカメラマンがほとんどです。そうでなければキメのポイントで良い位置で撮影することが難しくなってしまいます。
その場のスキルだけではなく準備もしっかりとして撮影に挑みましょう。

レンズの付け替えはしない
次にレンズの付け替えはしないようにしましょう。
ライブ撮影では常に撮影状況が変わります。なのでレンズの付け替えをしている間にチャンスを逃す可能性があります。
ライブ撮影では異なるレンズを付けたカメラを複数台持つか、ズームレンズを一本持って撮影しましょう。
アーティスト以外にもフォーカスを向けてみる
最後にアーティスト以外にもフォーカスを向けてみましょう。
ライブの主役は演奏しているアーティストさんです。と考えるとどうしても顔を写さないと・・・と考えてしまいます。実際私もそうなった時期があるのですが、その考えでいるとどうしても写真が単調になってしまって良い写真を撮影することが難しくなります。
なのでアーティスト以外にもフォーカスを向けてみましょう。アーティストが持っている楽器、手や足、会場の雰囲気と色々と視点を変えていくことで撮影する枚数を稼ぐことができます。

ライブ撮影時の設定
まずライブ撮影時はマニュアル設定で撮影していきましょう。
シャッタースピード(SS)は1/120~1/300程度
F値は基本解放で撮影
ISO値はオートor会場の合わせたISO値を固定
で設定していきましょう。テスト撮影をして自分の求めている明るさがモニターで確認できるまで繰り返していきましょう。
求める明るさがモニターで見えればOKです。
応用として対応できる人は構図を変えるごとに合ったシャッタースピードとF値に設定していきましょう。
ライブ撮影後の注意点
ライブ撮影が終わってすぐに終わりというわけではないです。
アーティストさんに届けるまでが撮影なので注意していきましょう。
アーティストになるべく早く写真を出す
アーティストに撮影した写真をなるべく早く届けましょう。
アーティストさんにも情報を届けないといけないお客さんがいて、広報をとても大切にしている方が多いです。
撮影するバンドが1バンドだったりしたらPCを会場に持っていき、終演後の打ち上げ時には写真を渡すことができるような状態を作れるようにしましょう。
イベント撮影の場合は翌日に提出するように努力しています。

これはなかなか辛いけどね・・・
SNSの発信前に確認をする
自分のSNSで撮影した写真を発信する際には必ずアーティストに確認をしてください。
アーティストにも撮られた写真をどうするかの権利があります。なので発信する際には必ずアーティストに確認を取りましょう。
事務所に所属しているアーティストとかであると訴えられることもあるのでここだけは気をつけてください。
まとめ:ライブ撮影に挑戦してみよう
今回はライブ撮影について書いてきました。
ここに書いていることを頭に入れればある程度の撮影をすることができます。最初は臨機応変に対応しなければならない現場に戸惑いしかないかもしれないですが、本当に楽しい現場なので挑戦していきましょう。
撮影技術を沢山勉強していくと構想を沢山思い浮かべることができるので頑張っていきましょう。
少しでも参考になると嬉しいです!!
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